「パジャマ文化」というのがあります。それは、日本の人が聞いたら、絶対驚くの事です。今では少なくなってきましたが、パジャマを着てそのまま町に出る。そんな文化なのです。
70年代から中国政府が世界に大門を開き、海外からいろんな人が上海にやってくるようになりました。そしてこの「パジャマ文化」を見て、皆びっくりしたのです。外国では、ありえない事ですよね。パジャマを着ている時って、プライベートであり身内の人しか見せれないっというのが当たり前。
だけど上海人はパジャマの姿で堂々と道を歩いたり、買い物をしたりします。
上海は中国では経済がもっとも良く、国際的な都会です。昔から「十里洋場(シィリィヤンチャァン)」と呼ばれていました。上海はすごく狭い都市で、そんな狭い空間で、ビジネス・娯楽・食、全てが集まる都市。そして住む家と、中心地は混在しています。
上海は家から出るとすぐに商業地。家と町の差があまりありません。
だから家での姿のまま、都市にでている感じです。日本でもコンビニに行くときって、あまり気を遣わない服で行きますよね。同じ感覚で繁華街を歩くのです。
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