「過年了!(グゥニィラ)」中国の旧正月。海外に居ている中国人や、中国の都会で働きに来た田舎の「民工(ミンコン)」や、普段忙しいビジネスマン。
皆家に戻って、家族の人と一緒に「過新年(グゥシンニ)」
日本では、12月31日は大晦日、1月1日は正月ですよね。もちろん中国は大晦日と正月もあるけど、大晦日前の日も大切な日です。それは「小年夜(ショウニィヤ)」と言います。翌日が「大年夜(ドウニィヤ)」。翌々日は「新年(シンニィ)」となります。毎年の旧正月の日が違うので、旧暦のカレンダを調べないと。
上海人は「小年夜(ショウニィヤ)」の日、夕食の前に自分の先祖、それと亡くなった家族の人に、先お供します。
終わってから家族皆食事始まります。
「大年夜(ドウニィヤ)」の日、家族皆早めに帰って、いよいよ「年夜飯(ニーヤヴェ)」の準備をします。お母さん一人じゃなくてお父さんも一緒に手伝ってしますよ♪
男の人が家事する割合が高いのが上海は中国全国で一番です。
いろいろ準備ができたら、テーブルに座って「吃年夜飯(チャッニーヤヴェ)」
中国は広いですから、地方によって伝統的な正月料理がちょっと違うます。
東北の方は、やっぱり水餃子。餃子の皮から具まで自分で作って食べます。
上海の伝統料理は「笋干焼肉(サンクゥソウニョ)」や「笋干(サンクゥ)」。
「笋干(サンクゥ)」はメンマみたい筍の一種類。
豚肉と一緒に長い時間に柔らかくなるまで煮込みます。
一回転すると一つ上に昇る。新一年も上昇るように、「節節高(チェチェコゥ)」といいます。
12時になったら、新年迎えの爆竹、花火、爆竹の音があちらこちらでします。あの雰囲気は中国人はとても感動するんです。とても伝統的で。
ちなみに、上海では一部の地区が爆竹禁止をされています。
古い家のところ周辺。新年迎えは大事だけれど、火事の安全も大切にしないとね♪
新年0時の時だけじゃなくて、五日目の朝も爆竹伝統行事です。
それは「迎財神(インゼェザン)」と言います。お金の神様を迎える伝統。皆お金をたくさん儲かりたいの気持ちで、爆竹の量が大晦日より増えます。
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