上海生活情報

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上海の情報と常識

「クリスマス」は上海で（シェンタンジェ）と呼びます。もともと欧米などキリスト教信仰が根付いている地域の祭日ですので、中国人の仏教信仰と関係ないと思いますが。

上海は中国を代表する国際的都会で、海外からいろんなものが入ってきます。
食材、生活用品、もちろん文化の影響も入ってきます。特に若い人たちが、その影響が一番受け早い、慣れるものです。

上海のクリスマスと言うよりも、若い人々為のイベントという感じ。
毎年１１月中旬ぐらい、商家もうクリスマスの大戦が始まっています。華やかなクリスマスの飾り、サンタクロース仮装した店員が路人に声をかけて、高価なギフトを並べてクリスマスセールを開催中。

一番注目されるのはレストランからお勧めのディナー。
プレゼントを買ったりするときに気になる数字、「８」。
上海人は８が一番好きです。

車のナンバー、携帯電話の番号、抽選番号など、なんでも８が入ってほしいです。
その訳は８の発音「ＦＡ」…。意味はお金が財布に入ってくる事です。
だから、クリスマスディナーコースの値段はよく３８８元（５８００円）、５８８元（８８００円）、８８８元（１３０００円）と書かれています。

もちろん、行く人はだいだい恋人カップルですよね。上海人の習慣はカップルで、基本的男性の方が食事代を払う事になります。（日本でも同じですよね）

また毎年コースの値段が上がっています。「天価」＝びっくりする値段のことです。いままでの天価は８８８８元（１３万円）の事も…。

本当欧米では、たいていの人はお里帰りをして久しぶりに会った家族、友人と家で静かに食事をして過ごしたり、教会へ行ったりするのが一般です。欧米の人が仏教徒が多い上海の、高いクリスマスディナーコースを見たら、文化や習慣のギャップを感じちゃうかもですね。