子供の頃からよく食べていて、とても懐かしい上海の駄菓子と言うと、まっず浮かんでくるのが(ダバップゥナダン)と、 花生牛軋(フゥセンニュウガ)です。
両方ともソフトキャンデーですが、今日本や世界で発売されている物と比べると、とてもシンプルな味でアキにくいものです。
(英語名:White Rabbit)と花生牛軋。
両方とも上海でとても有名な会社の商品です。
は、とっても濃いバター味のソフトキャンデー。花生牛軋はバターとピーナツと混ぜてできた不思議な美味しさのあるソフトキャンデーです。
子供の頃このソフトキャンディーはまだまだ高級品でした。
お正月の時だけ、お父さん、お母さんがプレゼントしてくれました。口に入れるとすぐ香りが「ふわぁ」っと広がり、甘くて美味しくて、すごく幸せの気分になりました。だからお正月が大好きでした♪
はウサギのイラストが描いてあって、とってもかわいい。
カラフルな包み紙って見ているだけでワクワク楽しくなりますよね。
私の家族・親戚は海外に居る人が多いです。そして私が上海に帰ると、「お土産に買って来てね!」っと必ず言われます。本当に上海の駄菓子の代表ですね。
この前、中国の旧正月だけ、上海・台湾間の初便では、は記念品として乗客に配れてもいました。
時代はとても速く進んでいるけれど、このソフトキャンデーは昔のまま残してくれていました。とっても懐かしい思い出もよみがえる楽しいお菓子。今でも包装紙はとてもシンプルなものを使って。
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